闘牛と錦鯉

 私の知人に「闘牛と錦鯉の伝統文化を楽しむ会」を主宰している人がいます。ここ長岡市・山古志地区では昔から山間村郷の春の祭りの伝統行事として闘牛がおこなわれてきました。江戸時代の作家、滝沢馬琴の有名な『南総里見八犬伝』にも登場しています。中越地震で一時は山古志の闘牛が危ぶまれましたが見事に復活しました。黒和牛の巨体が角を突き合わせ戦うその姿は迫力満点です。全国的には宇和島の闘牛、隠岐の牛突き、沖縄の闘牛などが有名です。

 また、錦鯉も長岡市・山古志地区で盛んに養殖が行われています。錦鯉発祥の地はここ山古志であり百年を超える歴史があり、養殖量においても日本一です。錦鯉づくりの伝統と品種改良へのあくなき挑戦を続け、現在では海外へも輸出されています。出荷先は香港や欧州(ドイツ、オランダ)が上位占め、1匹2億円以上で取引されることもあります。

 この様な、闘牛と錦鯉の伝統文化を広める講演活動や現地の見学案内を企画している人は、篠田さんです。山古志の闘牛開催日に合わせ養鯉場を回る見学会が月、2~4回実施されています。(5月~11月の間)

連絡先 940-1142 長岡市豊詰219-20 篠田 康弘
電話  090-6700-7980

 

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